フラット35で住宅ローン
住宅ローンを組まれる方にとって平成21年からはこれまで以上に減税額が大幅に引き上げられました。変動金利で住宅ローンを組まれるのも良し、固定金利で組まれるのも良し、色々と検討の価値があります。
その中でも、フラット35という融資を受けられる際の住宅ローンの商品を見て行きます。
フラット35は住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が住宅ローンを証券化したことによって多くの民間金融機関が長期の固定型の金利で住宅ローンが組めるようになったことによる商品です。
フラット35という呼び名の通り、住宅ローンを組んで以降、一律の金利で返済をしていくという商品であり、返済をし始めた金額も返済の終期における金額についても同じということです。
つまり、住宅ローン借り入れ期間を35年にした場合、35年間変わらない毎月の返済額ということになります。
このフラット35は最長期間で35年、最大の借入れ総額は100万円から8000万円、建設費や不動産の購入価格の90%まで借入れすることができます。そして何と言ってもこのフラット35は通常の住宅ローンの保証料が必要がないということです。
仮に2500万円のマンションを35年返済で住宅ローンを組む場合には、R銀行では約50万円の保証料が必要になります。また保証人が必要のないこともメリットの一つです。
フラット35では、繰上げ返済するときの手数料がかからないのも魅力のひとつになっています。通常の住宅ローンでは繰り上げ返済の手数料として、3150円から52500円までかかります。
そう考えると何度でも返済可能なフラット35は返済能力の高いときに多めに返済することによって利息分を少なくすることができ、結果、総返済額が当初より少なくなるというメリットがあります。
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